1月下旬は出張のためアンダルシア州のウエルバ県に行ってまいりました。
今回の出張の目的は、コルタド―ル・デ・ハモン(生ハムを切る職人のこと)の日本での大会の優勝者の研修の通訳です。
コルタド―ル・デ・ハモンの大会は二年に一度開催されており、2017年は東京と京都で開催されました。東京と京都の優勝者それぞれおひとりが今回アンダルシア州政府 アンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)からのご招待を受けスペインに研修にいらっしゃいました。(詳細はこちらのページをご覧ください。)
また、2017年7月11日に開催された東京での大会及びセミナーの様子は以下のYouTubeをご覧ください。
私の専門領域はワインですが、今回は初めての生ハム関係のお仕事。おいしく食べることに関してはエキスパートですが、イベリコ豚やハモンについての知識はほぼないに等しい状況だったので、かき集められるだけの情報をスペイン語、英語、日本語でかき集め猛勉強をしました。
実際に資料で読み込んだイベリコ豚を放牧しているデエサと呼ばれる樫の木が生えている所で養豚業者の方のお話を通訳したり、レストランではイベリコ豚を使った料理のマスタークラスの通訳。日本語でも肉の部位の名前を空で言うのは怪しいのに、ましてやスペイン語となるととても骨が折れますが、コルタド―ル大会の両優勝者をはじめ現場の皆様のサポートで何とか乗り切ることができました。
今年の最初のブログに書いた通り、アンダルシアやスペインに関係のあることにお役に立ちたい一心で今回の件をお引き受けいたしました。今年もこのような形でひとつずつ新たな挑戦をして参ります。
以下のYouTubeから研修の様子を見ることができます。
イベリコ豚やハモンについて興味のある方にお役に立てるかもしれないので、今回の研修旅行の様子を少しずつではありますがこちらのブログにてご紹介していく予定です。