今年の1月後半に日本で開催されたコルタド―ル・デ・ハモンのチャンピオンのお二人の通訳をさせていただいた後も、ハモンやイベリコ豚の勉強を続けています。その時、チャンピオンの千葉県船橋市のBAR篠崎のオーナーバーテンダーの篠崎さんがお持ちになっていた以下の本が気になっていたので、早速注文!
日本語で書かれているので、中身は読んでいないでしょうがスペインのハモン関係の方々もこの本の存在はご存じで、著者の渡邉さんのお名前をたびたびお聞きしました。
手に取ってみて納得の情報量で、現在日本語で書かれているハモンとイベリコ豚の本としては最も参考になる一冊です。プロの方はもちろんのこと、食に興味のある一般消費者の方にもおすすめの一冊です。
ご参考までに目次の大枠を抜粋いたします。
第1章 生ハムの食文化と歴史
第2章 豚の特徴とスペインの生ハム
第3章 イベリコ・ハム
第4章 生ハムのコルテ(カッティング)実技
第5章 イベリコ豚の代表的な部位と料理法
ハモンの通訳が終わって、多少知識がついた今でもとても勉強になりました。
もう一冊が「アンダルシア産イベリコ豚」マクシミリアーノ・ポルテス著
こちらはアンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)がコルタド―ルのセミナーを開催するときに配布しているようです。今回は特別に通訳資料として私も一冊分けていただきました。フルカラーで90ページほどの本で、写真もふんだんに使われています。私は生ハムとイベリコ豚に関してはほぼ知識ゼロだったのですが、この本を繰り返し読んでから、スペイン語と英語の資料に目を通しました。
こちらの本は一般販売・配布はしてないと思われます。もし入手したい方はアンダルシア製品輸出促進公社にご相談なさってみてください。
また、モンテサーノ社の生ハムの紹介ビデオ(YouTube)もまとまっていてよかったです。*ただし、食肉処理の画像が苦手な方はご注意ください。
モンテサーノ社のご紹介(短編)
モンテサーノ社のご紹介(長編)
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