スペインの政治政党シウダダノス(Ciudadanos)のへレス・デ・ラ・フロンテラ支部主催の分科会でエノツーリズムについてお話ししました。
この度ひょんなことからこちらの会合でエノツーリズムについて話をしてほしいとのご依頼をいただき、迷いに迷ったのですがお引き受けいたしました。
開催場所はやっぱりへレス・デ・ラ・フロンテラ、ボデガス・ディオス・バコでの開催です。余談ですがこちらのシェリーは日本では現在しぇりークラブが輸入販売をしています。もしご興味のある方はこちらをご覧ください。
話が逸れました。開催時間になったら、まずは参加者全員でボデガの見学をします。ボデガの歴史やシェリーについての説明を受けます。そのあとに、ディオス・バコのシェリーとチーズやチョリソ、アーモンドなどの軽いおつまみをいただいてから、各パネリストによる話が始まります。
まずはシウダダノスのヘレス支部のカルロス・ペレス・ゴンザレス(Carlos Pérez González)さんよりヘレスと産業としてのエノツーリズムについての概要説明がなされました。そのあとに、メルセデス・オレリャナ(Mercedes Orellana)さんからヘレスで開催されるエノツーリズム関連の年間行事の説明、そして、マリア・カルメン。マルティネス(María Carmen Martinez)さんからはエノツーリズムやレストランなどに関わる人たちへの教育への重要性が話されました。
私は外国人の目から見たヘレスの魅力と改善点についてお話をさせていただきました。もちろん今までTomokoToursにご参加いただきました皆さんの生の声を盛り込んだものです。私もそうですが、そこで生まれ育っている人には意外と分からない魅力、改善点があるものです。もっとヘレスを良くするためのご提案という形でお話をさせていただきました。
スペイン語を本格的に勉強し始めて2年ちょっと。まだまだ正確に文法を使いこなして話をするレベルには達していませんが、この日のために原稿を書き、何度も友達からアドバイスをもらったり、ストップウォッチで時間を話しながら音読をしました。
皆さんからも「とても良かったよ!頑張ったね!!」と言っていただき、終わった後は心から安堵いたしました。母国語である日本語でも人前で話すのは大変ですし、ましてやスペイン語ではもっと大変ですが、私の視点での意見が誰かのお役に立てるのであればまたぜひこういった催しにも参加したいと思います。
この時の様子の動画がシウダダノスのFacebookにて紹介されていたので、こちらに貼り付けます。
こちらのイベントに関して、へレスの新聞、MiraJerez や シウダダノス のウェブサイトでもご紹介いただいたのでリンクを張り付けておきます。スペイン語で書いてありますが、もしご興味のある方、スペイン語をお勉強されている方はどうぞ。
20180320_MiraJerez_Ciudadanos aborda la importancia del turismo enológico en Jerez