2016年11月12日にスペインのスパークリングワイン、カバの銘醸地ビラフランカにて行われたMost Festival 2016に今年も参加させていただきました。
Jerez, Xérès, Sherry. Los ingleses en Jerez(へレス-ケレス-シェリー ヘレスのイギリス人たち)の上映とテイスティングイベントに参加するためです。
Most Festival 2016の期間中こちらのドキュメンタリーは2回上映され、一回は11月6日にティオペペでおなじみのゴンザレス・ビアス社の関連会社であるカバのワイナリー、ビラルナウ(Vilarnau)にて開催され、こちらでの評判も非常によかったと聞いていました。
私たちがお邪魔した12日は、ビラフランカのカテドラルの目の前にあるワインの博物館VINSEUMの中にある劇場で上映されました。会場は満員御礼で、時折観客の皆さんがはじかれたように笑ったり、反応を示しているのがとても印象的でした。
上映の後はこの映画祭の特徴である、ワインとチーズの試飲。この映画祭に出品される映画はすべてワインに関係する映画と決まっていて、上映の後には地元ビラフランカのワインや、映画に因んだワインが供されます。
この日はシェリー・マンサニーリャ原産地呼称統制員会のご厚意で、統制委員会のシェリーをご提供いただき、ボランティアの方たちにサーブしていただきました。
私も(だいぶ熟成した)キャンペーン・ガール…として、つたないスペイン語と英語にてシェリーの説明やマリアージュの説明をいたしました。
中にはシェリーの勉強するために何回かへレスやサンルーカルのボデガに行かれた料理人の方もいらして、専門的な質問も頂戴いたしました。
左よりパートナーのペペ(制作協力)、ブログ管理人、ノ二オ・パレホ氏(監督)、シャビ・フォルノ氏(Most Festival 実行委員)
また、Jerez, Xérès, Sherry. Los ingleses en Jerez(へレス-ケレス-シェリー ヘレスのイギリス人たち)はMost Festival 2016においてベスト・ドキュメンタリーに選出されました。
このようなドキュメンタリーを通してよりシェリーが色々な方に楽しんでいただけたらいいなと思っています。
また、日本語字幕に関しては当面予定がないとのこと。私のスペイン語力がアップした暁にはぜひ日本語字幕の制作に携わりたいものです。
過去のブログ
Jerez, Xérès, Sherry. Los ingleses en Jerez(へレス-ケレス-シェリー ヘレスのイギリス人たち について(2016年8月4日付け)
Most Festival 2015 (2015年11月19日付け)