誰しも一度は飲んだことがある缶入りカクテル。このコロナ禍において、缶入りや小瓶入りの気軽に飲めるカクテルの種類が増えたような気がします。
先月私のブログでクロフト・ツイスト(CROFT TWIST)の缶入りのリリースのご紹介をしたのですが、今月からイギリスのシェリーブランドXECO(ゼコ)から新しい缶入りのシェリー・カクテルが二種類リリースされました。
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- XECO Sparkling Monti Sherry Spritz Canned Cocktail(ゼコ・モンティ・シェリー・スプリッツ・カンド・カクテル)
主な原料: アモンティリャード、SEKFORDE社のスパークリング・ミキサー(シシリアン・オレンジ、ローズマリー、リンドウの花のフレーバー)、アロマティックビターズ
アルコール度数: 4.5% - XECO Sparkling Fino Sherry Spritz Canned Cocktail(ゼコ・フィノ・シェリー・スプリッツ・カンド・カクテル)
主な原料: フィノ、SEKFORDE社のスパークリング・ミキサー(ウチワサボテンの実、イチジク、カルダモンのフレーバー)
アルコール度数: 3.7%
こちらはレブヒートからインスパイアされて造られていると思いますが、ミキサーに色々なフレーバーがついているのでとても面白そうです。
XECOはボデガス・ディエス・メリトからシェリーを買い付けしているので、こちらの缶入りカクテルの原材料のシェリーの供給元も同じところではないかと推察します。
残念ながら今のところスペインで手に入らないので、飲めていません。手に入り次第飲んでみたいと思います。
また、同じくイギリスのブランドであるPEDRINO SPRITZ社は2016年のヘレスで開催された酒精強化ワインの展示会「ビノブレ Vinoble」でシェリー&トニックのプレゼンをしました。
その際にお話をお伺いしたところ、イギリスの高級スーパー、ウェイトローズ Waitrose でも販売され、人気があるとのことでした。
主な原材料は、シェリーと柑橘系の植物と、イギリスの湧き水から造られた独自の天然トニックウォーター。アルコール度数4%。
こちらもシェリーの供給元はボデガス・ディエス・メリトです。
私はこのような瓶や缶入りのカクテルは甘ったるくて美味しくないという印象があったのですが、甘さが上品でとても気に入りました。ヘレスでもいくつかのグルメショップで取り扱いがあったのでよく買って飲んでいました。
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2カ月ほど前に同社はやはり缶入りのシェリー&トニックをリリース。中身は同じですが、パッケージが変わったとのこと。
瓶よりも軽量なので、より持ち運びがしやすく、カジュアルに楽しめそうです。
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このような形で主にイギリス市場で今年の夏に入ってから缶入りのシェリーカクテルが3種類投下されました。
残念ながら、日本市場では昔メルシャンから缶入りのシェリーカクテルが2回リリースされていますが終売となっています。
今後これらのブランドの売れ行き、そしてほかの地域への波及が気になるところです。