時々ツイッターや、インスタグラム、Facebookに写真をあげると意外と反響が大きいのがクロフト・ツイスト(CROFT TWIST)です。
久しぶりにゴンザレス・ビアスのクロフト・ツイストを飲んだけれど、改めて上手いこと作るなぁと感心。
エルダーフラワー、レモン、ミントのフレーバーにアルコールは5.5%。これから気温が上がる時期のアペリティフに良い。
日本には輸出されていない。 https://t.co/OMrRqh6GJA— ふーやん (@Fu_yan) March 16, 2021
2018年にイギリス市場向けに販売された、こちらの商品。しばらくスペインではなかなか手に入りませんでした。
しかし、今年からスペインで積極的にプロモーションをするようになり、ヘレスでも手に入りやすくなりました。
こちらはシェリーがお好きな方であればピンとくると思いますが、アンダルシアでよく飲まれるレブヒート(Rebujito)というカクテルをちょっとアレンジしたものです。
伝統的な材料は以下の通り。
- マンサニーリャまたはフィノ
- 7Upやスプライトのような清涼飲料水(日本であれば、三ツ矢サイダーやキリンレモンなどでも)
- 氷
材料をグラス、またはピッチャーに入れて軽くステアすれば出来上がり。
因みにイェルバブエナ(ミント)は伝統的には入っていませんでしたが、ここ10年くらいの間に随分入れるケースが増えてきました。
レブヒートの発祥となったとされるセビーリャの春祭りではマンサニーリャが大量消費されるので、伝統的にはマンサニーリャをベースに使います。
因みにヘレスではマンサニーリャよりもフィノのほうが消費されるので、ヘレスではレブヒートにはフィノを使います。
(ティオ・ぺぺを使ったレブヒートは『ティオヒート』と、ティオ・ぺぺの発売元のゴンザレス・ビアスでは差別化しています。詳細なレシピはこちらから。)
日本のネットを見ると、フィノタイプのシェリーにソーダやトニックウォーターで割ったものもレブヒートと呼ぶようなことが書かれていますが、シェリー生産地域でレブヒートと言ったら、あくまでも7Upやスプライトで割ったものが出てきます。ソーダ割やトニックウォーター割が飲みたい場合は、その旨をお店の人に説明をしてくださいね。
話がそれました。
さて、このクロフト・ツイストはこのレブヒートの英国版といったコンセプトで開発されました。
主な原料は以下の通り
- クロフト・フィノ
- エルダー・フラワー
- レモン
- ミント
- 水
- フィズ
エルダー・フラワーが使われているところがポイントです。推奨提供温度は3-5度。アルコール度数は5.5%。
氷を入れただけでも美味しいのですが、ミントとレモンを入れるのがおススメです。
また、2021年7月よりクロフト・ツイストの缶が発売になりました。写真の通りビーチやBBQなどに持って行くのにぴったりですし、一人暮らしの方にも重宝しそうです。
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今のところ残念ながら日本への輸出はされていないのですが、暑い時期にはぴったりのカクテルです。
もし見かけたら、ぜひ召し上がってみてください。