へレス日記

日本・スペイン出産時の病院の違い

2月下旬から3月にかけて、ヘレスと東京の友人3人が出産をしました。そこで、新しくママになった3人が色々な写真をSNSにアップロードしたり、送ってくれたりして、スペインと日本の出産事情の違いで驚くことがありました。

出産費用
【日本】
出産一時金が35万円程度支給されるのと、居住している自治体によっての補助金によって差はあるけれども、母子ともに健康な場合はあまり費用は掛からない。(ただし、帝王切開やそのほかのケース、または特別なサービスを施す病院に入院した場合はその分上乗せされる)
【スペイン】
ほとんどの人が公立病院で出産をする模様。また、スペインでは公立病院で出産する場合はいかなる場合でも無料。妊娠中の諸検査も無料。

出産に伴う入院の日数
【日本】
母子ともに健康な場合は1週間程度入院。
【スペイン】
母子ともに健康な場合は2日、今回ヘレスで出産した友人は帝王切開だったため3日入院。

入院中の食事
これはどこの世界でも、出産のために入院する病院のサービス(当然それだけ費用もかかる)によりけりだと思いますが…
【日本】
今回日本の友人が使用許可してくれた写真によると、入院最終日は祝い膳として特別な食事が提供されたとのこと。他の日は特に目立った食事内容ではなかったそう。
以下は日本の友人S様が提供してくださった写真。


「めで鯛」とあって、尾頭付き。


それぞれの器を開けると、おいしそうな食事の数々。お品書きがあるあたりに日本を感じます。

【スペイン】
友人の話によると、特に入院中に特別な食事は出なかったとのこと。


左がひよこ豆やチョリソ、野菜の煮込み料理。真ん中がチキンのグリルにフライド・ポテト。パン、オレンジ。典型的なスペインの家庭料理に出てくるようなメニュー。

個人的な感想としては、スペインでは出産直後からかなりがっつりした食事をすることにまず驚きました。

スペインでは国籍保持者および、在住者に対しては医療が完全無料(処方された薬を買うときは、いくらかの支払いが生じます。)なので、どんなに貧しい人でも医療が受けられる権利があるというコンセプトです。非常に予算もかかることで、救急病院に飛び込まない限りは予約なしに診察をしてくれない等、色々なところに不自由はあります。おそらく検査の遅れで、病気が重篤化するケースもあるのではないかと思います。それでも、医療が無償であることに、かなりの人が誇りを持っているという印象を受けました。

今日は人生の一大イベント出産に伴う入院からみた日本とスペインのちょっとした比較をご紹介させていただきました。また機会があったら、こういった日本とスペインの文化比較の記事を書きたいと思います。

 

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木村 友胡(Tomoko Kimura)

シェリー酒に魅せられて2015年よりスペイン アンダルシア州へレス・デ・ラ・フロンテラに移住。 シェリー原産地呼称統制委員会公認シェリー・エデュケーター。 シェリーブランデー原産地呼称統制委員会公認シェリーブランデー・エデュケーター。 スペインワインおよび食品のエージェント、プロモーション。 スペイン語、英語の通訳・翻訳 お仕事のご依頼、お問合せは随時受け付けております。 旅行、食べ歩き、写真を撮りながらの街歩きが趣味。

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