今年初めにComer con HEMINGWAY(ヘミングウェイと食べる)というタイトルの料理本が発売されました。
ヘミングウェイといえば、『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』、『老人と海』などで知られるノーベル文学賞を受賞したアメリカの作家です。1930年代にはスペインの内戦にも積極的にかかわったことでも大変有名な作家です。
その彼に因んだナバ―ラ、バスク、ラ・リオハ、アラゴン、バスク・フランセの料理を中心に紹介したものが、この本です。
ヘミングウェイはヘレスにも訪れたことがあり、特に『日はまた昇る』でフンダドール社のブランデー、「FUNDADOR」についても記述しています。そんなことから、こちらの本でもヘレスのレストラン、CARBONAのシェフJavier Muñoz氏(偶然にも本の著者も同じくJavier Muñoz氏です。)も参加し、FUNDADORやHARVEYS BRISTOL CREAMとマリアージュする料理を3品紹介しています。
その他にもナバ―ラ、バスク、ラ・リオハ、アラゴン、バスク・フランセから総勢43名のシェフが参加しています。全頁カラー、レシピはインターネットからダウンロードする形になっています。また、本自体は英語、スペイン語、フランス語での表記です。
この一冊を読めば、ヘミングウェイの足取りをたどることもできますし、また彼の愛した土地のお酒と料理を知ることもできます。
料理人の方はもちろんのこと、熱烈なガストロノミーファンの方たちの食べ歩きの参考になること間違いなしです。
Amazon.esにて購入可能です。ご興味のある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
どんなシェフが参加しているかなど、詳細な情報を知りたい方はこちらのリンクをご参考ください。(スペイン語)