昨年製作されたシェリーのドキュメンタリー映画、「el vino, el mundo y nostros ワイン、世界、そして私たち」がへレスの夏の映画イベントで上映されたので観てきました。
実は私はこの映画は制作段階の昨年9月にすでに見ていたのですが、完成してからは初めてです。
こちらの映画もペペが制作の際に監督のお手伝いをしたことから、最初のご挨拶をさせていただくことになりました。
今年の夏はへレスは新型コロナウィルスの影響でかなりイベントが減らされています。そこで急遽映画上映会を野外ですることとなりました。
席は全て1.5メートル以上の距離を置いて設置されており、安全対策がしっかりと取られていました。
この日はシェリー酒がテーマの映画とあって、他の会よりもたくさんのお客様がいらしていました。
映画の内容は1960年代からのシェリー・ビジネスの盛衰を追っていくというものです。
ペドロ・ドメックやゴンザレス・ビアスの出身者が当時のことを振り返り話していくというものです。
皆さんすでに定年退職をされており、今この記録映画を残さないと、後世にこれらのことは語り継がれません。
シェリーに関わる人すべてにぜひ見ていただきたい映画です。
映画の最後のほうにシェリーの国際的なビジネスについて語られるところがあります。
そこに少しですが、東京五反田のシェリーバー、エチェガライのオーナーの大森さんがへレスにいらしたときの映像が入りました。
大森さんとペペ、私の三人でウィリアム・ハンバートのシェリーを試飲しているところです。
またこうして一人でも多くのひとにシェリーをお伝えすることができるような状況になることを、今はじっと辛抱しなくてはなりません。
いずれ事態が好転したときにフルスロットルで動けるように、コツコツと準備をしていこうと思います。
シェリーバー エチェガライ (ECHEGARAY)
東京都品川区西五反田1丁目32−4 東京MORRISビル 2F
TEL:03-3492-2778
Facebook : https://www.facebook.com/EchegarayGotanda