へレス日記

最近のへレス

2020-08-28

非常警戒制限が解除されてからおよそ2カ月半。
徐々に在宅勤務から通常勤務に戻る人も増えてきていますが、失業者の増加にはかないません。
スペインの主要産業は観光で、アンダルシア州もへレスもそれに変わりはありません。
7月、8月と少しずつ観光客がへレスにいらしているのは見かけますが、おそらく例年の半分くらいだと思います。
積極的に見学者を受け入れているボデガも、観光客が少ないためツアー担当の社員の方はERTE(エルテ)と呼ばれる一時解雇の状態が続いています。
また、自営業でツアーを営んでいる人たちのほとんどが休業届を出しているような状況です。
飲食店やレストランは夏の観光客目当てにお店を開けているところが多いとは思いますが、廃業してしまったお店は少なくありません。
お客様が少ないうえに、席数の制限をしなくてはいけないのでかなり厳しい状況です。
さらにここの所、比較的観光客が多いと思われるロタ、チクラナやへレスで、飲食店の従業員がコロナウィルスの陽性反応が出たので2週間程度の営業停止になったところもあります。
おそらく秋になったらさらに廃業する店舗が増えるでしょう。

今日のディアリオ・デ・へレス紙に残念なニュースが掲載されていました。
その記事を書いた方が最近へレスの飲食店でビーニャAB(ゴンザレス・ビアス社のアモンティリャード)をグラスで注文したところ、明らかに違うものが出てきた。
そこでお店の方に詰問したところ、その方のグラスには量り売りの安価なアモンティリャードを注がれていたというもの。

いくら経営が厳しいとはいえ、こういった食品偽装がシェリーの生産地のへレスで起こるということは非常に悲しく、憤りを覚えることです。
せっかくビーニャABを頼んだのに美味しくなかった、シェリーはまずい、などと言われかねない事案です。
また、他のまっとうな商売をしている飲食店があらぬ疑いをかけられることにもなりかねません。
本当にこういうことはやめてほしいものです。

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木村 友胡(Tomoko Kimura)

シェリー酒に魅せられて2015年よりスペイン アンダルシア州へレス・デ・ラ・フロンテラに移住。 シェリー原産地呼称統制委員会公認シェリー・エデュケーター。 シェリーブランデー原産地呼称統制委員会公認シェリーブランデー・エデュケーター。 スペインワインおよび食品のエージェント、プロモーション。 スペイン語、英語の通訳・翻訳 お仕事のご依頼、お問合せは随時受け付けております。 旅行、食べ歩き、写真を撮りながらの街歩きが趣味。

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