日本ではクリスマスは12月25日のみで、イブとクリスマス当日が盛り上がり、その後はお正月モードに一気に切り替わります。しかし、スペインでは12月25日から1月6日までのおよそ10日間に掛けてクリスマスムード一色になります。
今年はカバルガタというエレクトリカルパレードのような電飾がなされたトラックを見るために巡行ルートには行けなかったのですが、友人宅のバルコニーからは見ることが出来ました。(去年の様子はこちらから。)
スペイン人にとってはお祭りは何よりも大切なもの。普段のへレスではこんなにたくさん人を見かけることはありません。
昨年はこのトラックから15トンのキャンディが投げられました。今年はまだどれくらいのキャンディが投げられたかはわかりませんが、やはりパレード終了後すぐから町を歩くとこの飴のせいで道路に靴が張り付きます。
クリスマスと言えば、子供たちにとっての一番のお楽しみはプレゼント。伝統的には1月5日の夜か6日の朝に東方三賢人からプレゼントをもらえることになっています。そのため、5日の深夜(!)から6日、7日のあたりは子供たちが新しいプレゼントで遊ぶ姿が町のあちらこちら見られます。といっても、最近ではアメリカの文化の影響もあり、サンタクロースからプレゼントをもらいたい子もいて、親御さんたちは説得するのに苦労するんだとか?
長かったクリスマスも終わりです。今年は暦の関係で6日は金曜日、7日、8日の週末が終わったら、スペインはようやく日常生活に戻ります。