在スペイン日本国大使館より18時55分にメールが配信されました。
主に在住者の方の運転許可についての情報がありましたので、関係のある方はよくお読みください。
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【本日の新規事項概要】
◆本3月24日、「警戒事態」宣言に係る一連の措置として、幹線道路の通行規制等に関する内務省令が官報に掲載されました。同省令には、(1)今後、公衆衛生、治安、交通上の観点から必要に応じ、幹線道路の一部閉鎖や幹線道路における一部車両の通行規制につき内務大臣が決定を行うことができる旨、(2)警戒事態宣言が有効な間に有効期限を迎える運転許可・運転免許証は,警戒事態宣言終了の60日後まで有効とする旨、(3)警戒事態宣言が有効な間,外国人のための運転許可の有効期間(6ヶ月)の経過は中断し,警戒事態宣言終了後に当該有効期間の計算が再開される旨等の記載があり、同省令の官報掲載日である本日(24日)以降効力が発生しています。
◆本日(24日)13時のスペイン政府の発表によれば、スペイン全土の感染者数は累計 で39,673人(死亡2,696人) 。昨日の発表からの感染者数の増加は6,584名(死亡:514名の増加)となっており、引き続き感染者数の伸びが大きくなっております。
●〇●〇●本日の新規事項●〇●〇●
コロナウイルス感染症に関する当地の最新情報等を以下のとおりお送りいたします。
●本3月24日、「警戒事態」宣言に係る一連の措置として、幹線道路の通行規制等に関する内務省令が官報に掲載されました。概要は以下のとおりです。なお、同省令は官報掲載日である本日(24日)以降効力が発生しています。
【通行規制等】
・今後、公衆衛生、治安、交通上の観点から必要に応じ、幹線道路の一部閉鎖や幹線道路における一部車両の通行規制につき内務大臣が決定を行うことができます。
【運転許可・運転免許証】
・警戒事態宣言が有効な間に有効期限を迎える運転許可・運転免許証は,警戒事態宣言終了の60日後まで有効となります。
・警戒事態宣言が有効な間,外国人のための運転許可の有効期間(6ヶ月)の経過は中断し,警戒事態宣言終了後に当該有効期間の計算が再開されます。(※通常、日本人が利用する国際免許は有効期間が1年ありますが,スペインでは,6か月経過後は,居住者としてスペインの運転免許を取得する必要があり,今次措置では,この6か月の有効期間のカウントが中断されるとの趣旨と解釈できます。)
● 3月24日(13時)、スペイン政府は、スペインで発生した新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数が39,673人(前日比+6,584名)に達した旨発表しました。同ウイルスによる死亡者数も2,696人となっております。各州における感染者数の詳細は以下のとおりです。感染者数等の数値は刻々と増加しております。最新の数値は各種報道も参考にしてください。
<感染者数の州別内訳(累計)> 計17州及び2自治都市:39,673人(死亡2,696人)
マドリード州:12,352人、カタルーニャ州:7,864人、バスク州:2,728人、アンダルシア州:2,471人、バレンシア州:2,167人、カスティリーリャ・ラ・マンチャ州:2,465人、カスティリーリャ・イ・レオン州:2,460人、ラ・リオハ州:802人、ナバラ州:1,014人、ガリシア州:1,415人、アストゥリアス州:662人、アラゴン州:758人、エストレマドゥーラ州:636人、カナリア州:557人、ムルシア州:385人、バレアレス州:478人、カンタブリア州:425人、メリリャ自治都市:28人、セウタ自治都市:6人
●〇●〇●注意事項一般●〇●〇●
1 旅行者に対する入国制限及びその他国内における諸規制
●3月22日、同月17日の欧州理事会メンバーによる会議で、新型コロナウイルス感染症対策のためのEU及びシェンゲン協定加盟国への一時的入域制限措置の導入が合意されたことを受け、同合意に対応するスペイン入国の制限措置が、内務省令(22日付)として官報に掲載されました。同内務省令の概要は以下のとおりです。なお、本内務省令は3月23日0時から当面30日間有効です。
【内務省令概要】
〈第1条〉スペイン入国拒否の基準
1以下の者を除く第三国国民(日本人を含む)の入国を拒否する。
(1)EU又はシェンゲン協定加盟国の居住者で、自己の住居に直接向かう者
(2)EU加盟国又はシェンゲン協定加盟国により発給された長期査証を有する者であり、同発給国に向かう者
(3)国境を越えて通勤する労働者
(4)医療従事者又は高齢者の介護者で、当該活動に従事するために入域する者
(5)商品の運搬に従事する者で当該職務に従事する者及び商用航空交通の運営のために必要な従業員
(6)外交団、領事団、国際機関、軍、人道機関の構成員で、当該団体の任務に従事する者
(7)必要不可欠な家族の事情(然るべく証明できることを要する)により渡航する者
(8)やむを得ない事情を文書により証明できる者、又は人道目的により入域を認めるべき者
2 以下の者を除くEU市民及びその家族の入国を拒否する。
(1)スペインの住民として登録されている者又は他のEU加盟国又はシェンゲン協定加盟国に所在する居住地に直接向かう者(※スペインを経由してEU又はシェンゲン内の住居地に向かう者と解釈できます。)
(2)上記1の(3)から(8)に該当する者
3上記1及び2は、アンドラとの陸路国境及びジブラルタルのコントロール地点には適用しない。
〈第2条〉セウタとメリージャの陸路国境の一時閉鎖
セウタとメリージャの陸路国境を一時閉鎖する
●その他、スペイン国内における感染症拡大防止措置として、移動規制及び(食料品店や薬局を除く)商業施設の一時閉鎖等の措置がとられております。詳細については、以下をご確認ください。
〈当館参考URL:スペイン政府による警戒事態宣言に伴う諸規制〉
https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100026961.pdf
2 コロナウイルス感染症の疑いがある場合の対応
(1)スペイン保健省の指針では、発熱や咳、呼吸困難といった呼吸器系の症状が発生した場合は、自宅又は滞在先に待機し、他者との距離を約1メートル以上保ち、濃厚接触を避けるとともに、電話(基本的には112)により医療機関に連絡し、旅行歴及び症状を伝えて診断を受けることが求められております。
(2)各州政府によってはコロナウイルス専用のホットラインを設けている州もありますところ以下の連絡先一覧をご確認頂き、医療機関へご連絡頂けますと幸いです。
(在スペイン大使館 HP:各州相談連絡先一覧 URL)
https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100022350.pdf
(3) 日本の厚生労働省より「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合、家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~」として以下のとおり注意ポイントを紹介しておりますところ、当館からもご紹介いたします。
【8つのポイント】
・部屋を分けましょう
・感染者のお世話はできるだけ限られた方で。
・マスクをつけましょう。
・こまめに手を洗いましょう。
・換気をしましょう。
・手で触れる共有部分を消毒しましょう。
・汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう。
・ゴミは密閉して捨てましょう。
(日本の厚生労働省参考 URL)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf
●大使館連絡先等
1 外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
2 在スペイン日本国大使館
電話: +(34)-91-590-7600(代表)、+(34)-91-590-7614(領事部直通)
ホームページ:https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
3 在ラスパルマス領事事務所
電話:+(34)-928-244-012
ホームページ:https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000042.html
4 在バルセロナ日本国総領事館
電話:+(34)-93-280-3433
ホームページ:http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html