警戒宣言が発令されてから9日目。
お昼に見たEL PAÍSのツイートによると、本日のコロナウィルスの感染者数は28,572名、死亡者数1,720名。
感染者数と死亡者数の伸びが止まりません。
【警戒宣言9日目】
コロナウィルス感染者数28,572名、死亡者数1,720名。
昨晩サンチェス首相の会見では「来週が最も辛い日々となるだろう」と。残念ながら私は政治家を信用しない。今週だけで済まないし、現状打破の後は経済的な地獄が待っていると改めて覚悟を決める。#ヘレス日記 https://t.co/hOI4z3IuOo— ふーやん (@Fu_yan) March 22, 2020
時折財界の有名人の死亡のニュースも飛び込ん来ており、驚きとやるせない気持ちになります。
予想通り本日はサンチェス首相が各自治州の首相に警戒宣言の15日間の延長の打診をしていると報道がありました。
25日に議会で可決されれば決定です。(この状況で否決されるということはまずないと思いますが。)
スペイン人の友達からのWhatsAppからは「外に出られない、退屈だ、やることがない」などの不満の声も聞かれますが、3.11に比べれば私にとってはなんてことはありません。
先日税理士事務所から四半期ごとの売り上げや経費のレポートの提出、IVA(付加価値税)の徴収に関しては予定通り行われると連絡があったので、今週は伝票整理とレポート作成。そして税理士に今後の相談をしなくてはいけません。
当然ですが月末には社会保障料などの各種支払いがあります。
こちらでフリーランスとして働いている友人たちから「来月の家賃、どう払っていいのか分からない」という声も聞こえてきます。フリーランスや個人事業主向けの救済策に当てはまらない人も沢山出るでしょう。
警戒宣言発令後からは各社でERTE(レイオフ)が始まったそうです。スペインの日産の3,000人のレイオフが発表されました。日産のような大手企業であればいずれは再雇用されるでしょうが、スペインには(特にアンダルシアには)そこまでの体力がない会社も多いので、これからの経済不安はついて回ります。
税理士のところにこういった相談が殺到しているでしょうから、私も早め早めに手を打たなくては。