コパへレスが終わっていきつく暇もなく、ムルシアとバルデペーニャスに出張に行ってきました。まずは位置関係の確認から。
こちらは全行程、今回は2,060kmの旅。すべて鉄道で行きました。
まずはヘレスからマドリードに移動し、マドリードからムルシアまで行きました。今回は電車での旅。乗り換えを含め、通常であれば8時間程度の旅程です。
今回ムルシアに行くにあたって、まずは『地球の歩き方』を見てみたのですが、ムルシアに関しての記事は載っていませんでした。日本語でインターネット検索をしたのですが、やはり期待しているような情報は得られず、英語とスペイン語で情報を探しました。
ムルシア(Murcia)はスペイン・ムルシア州のムニシピオ(基礎自治体)。ムルシア州の州都であり、人口は42万人で、スペイン第7位。衛星都市を含めたムルシア都市圏は56万人で、都市圏としてはスペインダイ12位。セグラ川に面する。 (ウィキペディアより)
私が住んでいるアンダルシア州には8つの県がありますが、ムルシア州にはムルシア県のひとつしかないので、それだけ土地自体は小さいのですが、農作物の生産が盛んなため、州としては豊かなのだそうです。確かにスーパーマーケットにはムルシア産のレタスをたくさん見ることが出来ますし、食肉加工会社として有名なエル・ポソ(eLPOSO)社もムルシアの企業です。
そしてふたつ目の目的地、バルデペーニャス。…こちらも『地球の歩き方』を観ましたが、記載なしです。ワインの生産地として有名なので、かろうじてスペインワイン関係のウェブサイトには若干情報がありましたが、ワインの情報のみでした。ウィキペディアをやはり見ましたが、非常にさっぱりとした概要が掲載されていました。
バルデペーニャス(Valdepeñas)は、スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダー・レアル県のムニシピオ(基礎自治体)。(ウィキペディアより)
因みに人口は2010年の情報によると31,370人。小規模な都市であることが分かります。
少しずつこれらのふたつの都市の様子や今回の出張で訪れた場所について書いていきたいと思います。