今年もサンボンバ(Zambomba)の季節がやってきました。
サンボンバについては昨年のブログにも記事を書きましたので、詳細はこちらをご参考ください。
昨年同様私の家があるピソ(日本でいうところのマンション)の組合主催のサンボンバが開催されました。もともとはご近所さんの集まりから発生し、町中に広まり、さらに現在のようなイベントや観光の目玉として取り上げられるようになったので、この「ご近所サンボンバ」はまさに伝統的なものです。
今年は私は写真や動画と撮る余裕がなかったので、我が家のご近所サンボンバに参加してくれた友人のインスタグラムの動画をご紹介します。
今年は残念ながら雨が降っていたので、いつもであればピソにあるパティオ(中庭)で開催されるのですが、今年は通路でサンボンバです(笑)。
そして通路のところどころにテーブルが置かれ、その上には係になった方がアンダルシアの郷土料理を色々と出してくれます。
また、このサンボンバに参加したい人はそれぞれ食べ物や飲み物、そして教会に寄付するためにパスタや豆などの乾物を持ってくるという決まりになっているので、色々な人が持ち寄ってくれたスナックも並びます。
そして私はなぜ写真を撮る時間もないくらい忙しかったかというと・・・
なぜか下の写真の手前のおじさん(ご近所さんではない)が作る揚げ菓子の揚げ物の手伝いを半ば無理やりさせられていました(爆笑)。
しかも、このおじさん、かなりアンダルシア訛りがきつくて何を言っているのか皆目見当がつきません!ですが、根気よく話しかけてくれたり、揚げ物の手伝いをさせてもらって楽しかったです。言葉が解らないとついつい引っ込み思案になりがちなので、このおじさんには本当に感謝です!
この日はアンダルシアのクリスマス時期のお菓子、ブニュエロ(Bñuelo)を作りました。日本でいうところのドーナツみたいな感じです。
揚げたての熱々にチョコレートや、粉糖を振りかけて食べます。
去年はそれこそ本当に何を言われているのか全く分からずただ見ているだけのご近所サンボンバでしたが、今年はここの手前のおじさんのおかげで、能動的に参加できてよかったです。また、普段顔を合わせることのないご近所さんとも知り合いになれて、とてもいいチャンスでした。日本でも町内会などに参加をしてご近所さんどうし顔を合わせる機会もだいぶ減ってきているので、へレスのこの習慣はぜひ残してほしいなと思います。