今日市場に行ったところ、3年ぶりくらいにイゴ・チュンボ (Higo Chumbo) を見かけたので早速買いました。
このイゴ・チュンボ、ペペの大好物なのですが最近全く見かけなくなりました。最後に食べたのはもしかしたら…コロナ禍の前かもしれません。
以前は私の家の近くの広場で昼からビールを飲みながらおじさんが売っていたのですが、イゴチュンボが採れなくなってしまったとのことで、おじさんの姿もほどんど見かけることは無くなりました。これはサボテンの実(?)で、味自体はあまりない…青臭さが少ないキュウリというか、甘くないスイカというか、ニュートラルな味わいの食べ物です。中には種が沢山あって、スペイン人は種ごと食べてしまうようです。おそらく種のせいだと思うのですが、食べ過ぎるとお腹を壊してしまうのでほどほどの量にとどめておくのが良いそうです。
これは皮とトゲを取ってあるもの。このまま食べられます。6個入りで3ユーロ。
皮をむく前はこんな感じです。この茶色い点々がトゲで、実のほうに向かって生えています。これを自分でむくとなると結構大変なので、加工済みのものを買ったほうが良いです。因みにこの日に購入したものはムルシア産のもの。
因みにイゴ・チュンボはこのように生えています。最近アンダルシア州では、サボテンが病気で枯れてしまっています。そのためイゴ・チュンボがとれなくなりました。因みにもしサボテンに生えてる状態のイゴ・チュンボを見かけても素手で触らないようにしてください。小さなとげがたくさん生えているので危険です。あれは例年夏に流通するので、もしこの時期にスペインの南部にいらっしゃるようであれば、試しにおひとつ食べてみてはいかがでしょうか?