先日エル・プエルト・デ・サンタ・マリアを中心にシェリーのイベントを定期的に開催しているSherry Explorers(シェリー・エクスプローラーズ)のイベントに参加してきました。会場はへレス・デ・ラ・フロンテラとサンルーカル・デ・バラメダの間に位置するとあるぶどう畑でした。
今年は非常にぶどうの作柄がいいとのこと。こちらの写真は辛口シェリーの原料のパロミノ種。シェリーは淡い麦わら色から、まるで黒蜜のような濃い色合いのものまでありますが、みんな白ぶどうから作られています。(甘口のシェリーは、モスカテル種とペドロ・ヒメネス種のぶどうから造られていますが、いずれも白ぶどうです。)
へレスの良質と言われるぶどう畑はこのように色の白いアルバリサという土壌で形成されています。この白さが太陽の光を反射させるので、ぶどうにもよく陽が当たりますし、収獲している私たちもあごの下からこんがりと日焼けできます。サングラスをかけていないと、まぶしくてまともに目をあけているのもつらいほどです。
私が今回ぶどうを摘んだ区画は比較的ぶどうの樹齢が若いので、背を高く仕立ててありますが、樹齢が4-50年くらいのところだと、これよりもぶどうが低い位置にあります。
ぶどうを収穫した後は、素足で踏んでぶどうジュースを作ります。
参加者のほとんどは大人ですが、みんな子供に返ったように無心でぶどうを踏んでいました。最初は素足でぶどうを踏む感覚がくすぐったいような感じがします。徐々にぶどうがつぶれてぶどうの軸や種を足の裏で感じるのであちらこちらから「キャー!」、「くすぐったーい!」という声が聞こえてきます。
ここの所へレスは連日37℃を超える気温。暑ーいなかで、無心でぶどうに向き合うとても楽しいひと時でした。
ここでちょっとTomoko Toursの宣伝を…
今日のブログはSherry Explorersとしてのイベントですが、ご希望の方にはへレスのぶどう畑での
・ぶどう収穫と足踏み体験
のご手配もできます。
昨年はとあるお客様のご希望で、この体験コースにぶどう畑での朝食を付けて、さわやかなぶどう畑での朝を楽しんでいただきました。ご興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。