ここのところ11月2日から8日に開催されるインターナショナル・シェリーウィーク関連の記事をアップした関係で少し間が空いてしまいました。シェリーウィーク終了まではこのような感じになると思いますが、どうぞお許しください。
さて、ゴンザレス・ビアス社のシェリーマスターコース参加記録も5回目になりました。
午前中のカリキュラムがランチを含め全行程が終了したのが18時、その後休憩をはさんで21時すぎに再度ボデガで集合しました。
ボデガの中にあるレパントというシェリーブランデーが熟成されている建物の前の広場でアペリティフ(ティオペペ・エンラマ)とフィンガーフードの数々をいただきながら、参加者同士初日のコースの感想など様々な話題に花が咲きます。
その後通されたのが、こちら。
レパントというシェリーブランデーが熟成されている建物の中のパティオ(中庭)に特別な空間がしつらえられていました。
あまりの美しさに参加者一同歓声をあげるほど、素敵なテーブルセッティング。テーブルの上のキャンドルの足元には朝私たちが訪問した畑から採ってきたぶどう(もちろんシェリーに使われるパロミノ種)があしらわれています。
供されたお料理とシェリーは以下の通り。
この後にメインディッシュのイベリコ豚をオロロソで煮込み写真を撮り忘れていまいました(冷や汗)こちらに合わせたのはアニャーダ87。
このアニャーダ87は、マスター・ブレンダ―のアントニオさんがこのディナーのためにわざわざ樽から抜いてくださったものです。
もちろんそれぞれの料理の合間にアントニオさんがシェリーの説明をしてくださいました。
チョコレートケーキ、オレンジシャーベット添え&マチュザレム
食後酒にこのテーブルの周りの建物で熟成されているブランデー、レパントとノマドが供されました。
このノマドは最近リリースされたPXの樽で熟成されたウィスキー。スコットランドで造られたウィスキーをへレスに持ってきて、ゴンザレス・ビアス社で熟成させたものです。熟成させた樽はペドロ・ヒメネス。限定で500本が発売されました。アジア圏では台湾でのみ販売されたそうです。
ペドロ・ヒメネスの特徴が非常に出ているもので、いつまでもその香りとニュアンスが口の中に残ります。
ゆっくりと食後酒を楽しみながら、出席者全員で心ゆくまで大いに語り合いました。
本当に長い長い一日、家路に着いたのは午前1時を回っておりました…(つづく)