スペイン文学の古典といえば、『ドン・キホーテ』。このように思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
スペイン人でさえもその言語の難しさのため『ドン・キホーテ』を読んだことがない人が多くなっていると昨今のニュースでも報道されています。
日本にはこの作品の翻訳者が4人います。その中のおひとりの荻内勝之先生が先日へレス・デ・ラ・フロンテラに来てくださいました。
荻内先生とは数年前に偶然マドリードで初めてお会いしました。その時ペペが荻内先生ととても話が合って、二人で先生との再会を切望していました。
念願かなって久しぶりに荻内先生とお話したペペは話が止まらず、大変な盛り上がりようでした。スペイン文学、歴史を始め映画などなど…。とても微笑ましい光景でした。
そして色々な方に荻内先生をご紹介すると、「え?ドン・キホーテの翻訳??日本人が???」と皆さんそろって絶句。そして荻内先生の博識に触れると、感嘆のため息を漏らすばかりでした。
私のあまりの教養のなさにひたすら穴に入りたくなりましたが、そんな私にも分かるようにかみ砕いて説明をしてくださり、私自身とても有意義な時間を過ごすことができました。
荻内先生がヘレス滞在中に、地元紙ディアリオ・デ・ヘレスの取材を受けました。
ご興味のある方はぜひお読みください。
また、荻内先生が翻訳したドン・キホーテはこちらのから。
故堀越千秋さんが表紙を描くなど、今まで日本語訳が出版されたドン・キホーテの中でも一番豪華な装丁だそうです。
また近いうちに荻内先生にぜひお会いしたいです。