本日ヘレスの地元紙、ディアリオ・デ・ヘレスに『ゴンザレス・ビアス、初のティオ・ぺぺのエコロジー・モストを生産 González Byass elabora su primer mosto ecológico de Tío Pepe』 という記事が発表されました。
ワインの世界ではオーガニックの流れはずっと前から始まっており、もちろんマルコ・デ・ヘレス(ヘレス周辺地域)でもその流れは数年前から始まっています。
では、この記事ではどのようなことが書かれているのでしょうか?(以下要約)
同社の農学者であり、栽培責任者であるマヌエル・デルガド・カサス氏によると
この12.2haの畑は「害虫や病気の問題を避けるために最高の植物衛生の記録がある」ということで選ばれたとのこと。
今週中に約80,000キロのブドウが収獲される予定で、60,000リットルのエコロジー・モスト(マスト)が搾汁される予定。先週末の熱波により、現在収獲中のブドウは13.5ボーメ度に達している。
エコロジーのティオ・ぺぺを作るために新しいソレラ・システムを作るので、製品化は3~4年後の予定。なお、オロロソのソレラ・システムも作るとのこと。
なお、すでにリリースされているオーガニックのシェリーは、デルガド・スレタのマンサニーリャ・エコロヒカ・エンツシアスティコ(MANZANILLA ECOLÓGICA ENTUSIÁSTICO)-2016年初リリース-や、ウィリアムス&ハンバートのアニャーダ・シリーズのフィノ・アニャーダ・エン・ラマ2015(2020年3月瓶詰)(Fino Añada Ecológico en Rama 2015 Saca de Marzo 2020)-2020年初リリース-がある。