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ゴンザレス・ビアス医療用アルコールをスペイン政府に提供

2020-03-20

コロナウィルスの感染拡大を受け、普段はあまり除菌グッズを使わない(そもそも日本のように販売されていない)スペインでも消毒用アルコールの売り切れが3月初めごろから目立ち始めました。
ヘレスも御多分にもれず同じ状況だったのですが、シェリー酒のボデガでは『酒精強化用のアルコールがあるからいざとなったらそれを使おうかな?』などと話をしていました。

非常警戒宣言発令から6日目。
アメリカやイギリスのウィスキーやジンなどの蒸留所が消毒用アルコールの製造に踏み切ったニュースが業界紙の紙面に掲載され始め、スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャの都市、トメリョソ(トメジョソ)の蒸留酒の向上が消毒用のアルコールを製造し始めたというニュースがテレビで放映されました。
それを受けて、私もこんなツイートをしていました。

シェリー酒のボデガもトメリョソの蒸留所から酒精強化用もしくはブランデー用のアルコールを購入していますし、ゴンザレス・ビアス、フンダドール、オズボルネの3社はトメリョソに自社の蒸留所を所有しています。設備はあるので、届出などの条件がそろえばいつでも作れるのでは…と思っていました。

とツイートした翌日、ゴンザレス・ビアスのマスターブレンダー、アントニオ・フローレンスさんが、ゴンザレス・ビアスが手指用の除菌アルコールの製造をスペイン政府のために提供するとのプレスリリースが発表されました。

ゴンザレス・ビアスではマドリードの近くのチンチョン(アニス酒の名産地)で、その原材料を作るために蒸留施設を保有しています。
確定診断者数(感染者)の多いマドリードからも近いので、輸送にも時間がかからないしのでここで生産できるのは非常に心強いでしょう。
トメリョソの蒸留設備は言わずもがなで、大規模です。そして、ヘレスのボデガにもポットスティルがあります。
この世界的な危機にヘレスの企業が貢献することをとても誇りに思うと同時に、この大変な時期に生産、流通にあたる全ての人がどうか無事であってほしいと心から祈っています。

ソース: ゴンザレス・ビアス公式ウェブサイト(スペイン語版)

ゴンザレス・ビアス公式ウェブサイト(英語版)

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木村 友胡(Tomoko Kimura)

シェリー酒に魅せられて2015年よりスペイン アンダルシア州へレス・デ・ラ・フロンテラに移住。 シェリー原産地呼称統制委員会公認シェリー・エデュケーター。 シェリーブランデー原産地呼称統制委員会公認シェリーブランデー・エデュケーター。 スペインワインおよび食品のエージェント、プロモーション。 スペイン語、英語の通訳・翻訳 お仕事のご依頼、お問合せは随時受け付けております。 旅行、食べ歩き、写真を撮りながらの街歩きが趣味。

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