今年のクリスマスイブは友達のポルトガル人のカップルのお宅でのパーティーにご招待いただきました。彼のご両親がリスボンからいらしているということで、家族総出でパーティーのためのクリスマス料理をご用意くださったようです。
ヘレスの生活で面白いところは特にヨーロッパから移住している人たちとの日常的に交流することが出来るので、生きた文化交流ができるところです。
話がそれました。今回友人が用意してくれたお料理の中で特に気に入ったのが、「タラとポテトのオーブン焼き(Bacalhau à Zé de Pipo)」と「セラ・デ・エストレラ(Serra de Estrela)」というチーズです。
今回は初めてお邪魔するお家だったので躊躇してしまい料理の写真を取り損ねてしまったのですが、お料理の写真とレシピはこんな感じ。
このYouTubeのレシピの映像、ナレーターの方がポルトガル語で話しているようですがほんのり分かるのが不思議な感じです。そういえば一緒にパーティーに行った家人がスペイン語でポルトガル人の友人のご両親に話しかけていて、ご両親はポルトガル語で話していて十分会話が成り立っていたので、ポルトガル語とスペイン語は似ているんでしょうね。
そしておそらく生まれて初めて食べたポルトガルチーズの、セラ・デ・エストレラ(Serra de Estrela)、フランスのモンドールチーズに独特の風味を付けたようなとろとろのチーズでとてもおいしかったです。
調べたところ、ポルトガルのエストレーラ山脈の近くの村で作られる、ボルダレイラ(Bordaleira)という羊乳から作られるようです。
スペインでもなかなかこういったトロっとしたチーズを食べる機会がないので、久しぶりのこの感触、とてもおいしくいただきました。
ポルトガルとスペインはお隣の国で、近すぎるが故に色々とあるようですが、私にとってはとてもいい印象のある国です。まだ南部の町、タビラにしか行ったことがないのですが、ぜひ2017年はポルトガルに行ってみたいと思います。