へレス Jerez シェリー酒 Sherry 研修記録

ゴンザレス・ビアス社 シェリーマスターコース参加記録 4

2015-10-17

アントニオさんのテイスティングが終わって、カリキュラムではランチタイム!おそらくワイナリーの中かへレスの市内での食事になるのだろうと思っていたところ、バスに乗るようにとの指示が。そして、30分ほど走ると…。到着した場所はこちらです。

サン・フェルナンドのエビの漁場

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは、へレスから30分ほど車で走ったところにある、サン・フェルナンドというところで、塩が作られるところでも大変有名なところです。

map_jerez_san fernando

なんとものどかな風景の中この場所に仕掛けてあった定置網を業者の方が引き上げます。
ここで捕れた食材を持って行って、レストランで調理してもらうという趣向のようです。この青空、風、気温を感じて、シェリーが作られる場所のことをいつまでも覚えていてほしいという思いが込められているとのこと。

013d30518398641a8f1069b66020df2139cc6bfe89

ここであまり日本では見られない食材を見つけました。このエビの漁場近くに生えていたこの植物。私は日本では見たことがないのですが、日本名は厚岸草というそうです。英語ではシー・アスパラガス(海のアスパラガス)と言います。これは火を通さずに食べることができるのですが、プチッとした触感と驚くほどの塩味に少々びっくりしますが、海の香りを感じられることができる食材です。へレスのバルでも時折見かけられる食材なのですが、実際に生えているところを見るのは初めてです。陸に生えているのにこの塩味とは…大変驚きました。

017d40361bf7c99649083c53008341552534a96182

食材も調達できたので、レストランに向かいます。ここでは少量ずつウェイターが料理を持ってきてくれるのでそれらをつまみながら、ティオペペ、ドス・パルマス、ビーニャAB、そしてデザートにアポストレスをいただきました。
食材が捕れるところから見たので、おいしさもひとしおでした。

IMG_3243

お料理は左上から時計回りに、シーアスパラガスと卵の炒め物、サメの煮込み、スパイシー・ポーク・ソーセージ、トルティージャ・デ・カマロレス(小エビのかき揚げ)、エビのフリット青のり風味、エビと青のりの串揚げ、シーアスパラガスを使ったガスパチョ、エビのさっと煮、サメのマリネのフリット、(中央)濃厚なクリームのフリット。
(わかりやすいように若干意訳をしております。ご了承下さい)

長い午前中のセッションを終えて(ランチ終了は18時でした!)、この後はディナーです。次回に続きます!

 

FacebooktwitterinstagramFacebooktwitterinstagram
FacebooktwitterpinterestlinkedinmailFacebooktwitterpinterestlinkedinmail
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

木村 友胡(Tomoko Kimura)

シェリー酒に魅せられて2015年よりスペイン アンダルシア州へレス・デ・ラ・フロンテラに移住。 シェリー原産地呼称統制委員会公認シェリー・エデュケーター。 シェリーブランデー原産地呼称統制委員会公認シェリーブランデー・エデュケーター。 スペインワインおよび食品のエージェント、プロモーション。 スペイン語、英語の通訳・翻訳 お仕事のご依頼、お問合せは随時受け付けております。 旅行、食べ歩き、写真を撮りながらの街歩きが趣味。

-へレス Jerez, シェリー酒 Sherry, 研修記録
-, , , , , , , , ,

Copyright© Sherry Wine Love , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.