2月9日(木)から12日(日)まで開催された、フラメンコ衣装のファッションショー、Pasarela Flamenca (パサレラ・フラメンカ)。今年で10回目を迎える歴史のあるイベントです。
私は最終日の19:00からのショーと、20:00からの最終ショーを見てきました。
19:00のショーはデザイナーが二人、Carmen Navarro(カルメン・ナバロ) さんと、María Ramírez(マリア・ラミレス)さん。
20:00のショーはデザイナーは一人、Macarena Beato(マカレナ・ベアト)さん。
フラメンコのショーはある程度デザインが決まっているので、デザイナーによってどんな変化があるのかとても楽しみです。
会場はティオペペでおなじみの、ゴンザレス・ビアス社。こちらのボデガの中の主に3つの棟がこのショーのために使われています。一つはもちろん、メインのファッションショーが行われる場所。その他は、フラメンコ関係のグッズや、カフェテリアに使われていました。
ショー会場に入るとティオペペガールがクリームシェリー、Solera 1847を振舞ってくれ、それを飲みながらショーを見ることが出来ました。
色使いや、模様のあり、なし、記事のパターンやアクセサリーによってこんなに色々なバリエーションが出るものかととても驚き、そして楽しみました。
途中でちびっこが沢山出てきて、舞台上でフラメンコを踊るシーンも見られ、会場全体がほほえましい雰囲気に包まれる部分もありました。
ショーの写真を何枚か撮ってみたのですが、光の加減で色がきれいに出なかったので、今回はPasarela Flamenca公式インスタグラムの写真と動画をお借りしています。
ご興味のある方はぜひ、公式インスタグラムもチェックしてみてください。
そして、19:00のショーの二番目のデザイナーのショーの前に…鮮やかな黄色の女性が登場したかと思うと、ものすごい迫力で歌い始めました!
どうやらショーの前座(?)の歌だったようですが、この激しいこぶしの回し方など…なんだか日本の演歌ショーを思い出してしまいました。
20:00からのショーはさすがに会期最後のショーとあって、きっと人気のデザイナーだったのでしょう。会場は超満員で、座席の調整にスタッフが奔走する場面も見られました。
ショーのBGMはフラメンコの生演奏。非常に素晴らしかったです。
下のインスタグラムの動画はショーのクライマックスのシーンですが、同系色の鮮やかな色でまとめたエレガントなデザインのドレスが沢山紹介されました。
今年の5月に開催される馬祭りには、フラメンコドレスを着ていきたいと考えていて、どんなドレスを買おうか考えていたところだったので、とても参考になりました。
それだけでなく、色鮮やかなドレスの数々や、音楽をボデガの中で見るのもとても楽しい経験でした。ショーの後は、いつもと違う脳みそを使った感じで、なぜかスッキリ!
昨日はあいにくの土砂降り。へレスはこの時期は雨季にあたります。
もしこの時期にへレスにいらしたら、こういうインドアのイベントもチェックしてみてはいかがでしょうか?日本ではフラメンコドレスのファッションショーはまず見られないですし、素敵な思い出になること間違いなしです。