5月の第一週の週末にカディス県にある白い村、オルベラ(Olvera)で開催されたオリーブ・フェスティバルに行ってきました。
オルベラはオリーブの栽培で有名なところです。また、近隣の村では酪農も盛んなので、おいしいチーズが手に入りやすい地域でもあります。
お祭りの規模は中程度、出店している企業はオリーブ関連産業が圧倒的に多かったです。あちらこちらでオリーブオイルの試食ができるので、あれこれと試していると、村主催のオリーブオイルセミナーがあることに気が付きました。主催者に聞いてみるとこのセミナーは非常に人気があるので、満席だとのこと。キャンセル待ちで良ければリストに入れてくださるとのことだったので、早速お願いをしました。
こちらのセミナーは参加費無料(!)なのに4種類のオリーブオイルと、そのオイルに合う4種類のタパスを試すことが出来る太っ腹企画でした。
写真左上: ジャガイモとサバの燻製のサラダ
写真右上: マグロの油漬けのタパス(赤いものはサルモレホのソース)
写真左下: 塩タラのグリルとひよこ豆のムース
写真右下: オリーブオイルを使ったフラン(プリンのようなもの)
テイスティングに出てきたオリーブオイルをさらにタパスに掛けたりして、味わいの変化を試しました。タパスに深みが増したり、さわやかな緑の香りが増したりと、とても楽しい経験でした。
スペインは世界最大のオリーブオイルの産地としても有名です。とりわけ、アンダルシア州はスペイン全土でとれるオリーブオイルの80%を生産しているといわれています。これをきっかけに、オリーブオイルの勉強も深めていきたいと思います。