3月から6月の外出制限から、ちょこちょことスーパーに行くようになったペペ。
先週の土曜日は、へレスのセントロからちょっと離れたところに用事があり、一人で外出しました。
そこで私はすっかり油断していたのですが、ついでに市場(mercado abastos)に行って来たようです。
おそらく少しでも地元のお店にお金を落としたいという気持ちがあったのでしょう。
そして今回買ってきたのが、サメ!
辞書で調べるとサメはスペイン語でtiburón(ティブロン)と言いますが、多分これは映画「ジョーズ」に出てくるような大きなもの。
この辺りの人たちが食べるのはcazón(カソン)と言います。
体長は頭と尻尾を入れてて、だいたい80cmくらいでしょうか?おそらく1mまではいかないと思います。
この写真では皮がついていますが、市場では皮と内臓はすでに除去してあるものが販売されています。
それで買う時にお店の人に切り身 trozo(トロソ)かフライ用 para freir (パラ フレイ―ル)角切りなど指定することが出来ます。
前置きが長くなりましたが、今回ペペが600g近くサメを買ってきたのですが、全部角切り。
とはいえフライを600g食べるのはかなり厳しいので、半分を煮込み、半分をフライにすることにしました。
作り方は簡単。鍋につぎつぎと材料を入れるだけです。
サメとジャガイモの煮込み Cazón con patatas en amarillo
調理時間: 約40分
【材料】二人分
サメ(cazón)の角切り 250g
ジャガイモ 250g カレーに入れるくらいの大きさに切る
玉ねぎ 大1/2ケ 角切り
ピーマン 小1つ 小さめの角切り
グリーンピース 200g
イタリアンパセリ 適量 適当にカット
ローリエ 1枚
オレガノ 適量
ニンニク 2片 適当にカット
オリーブオイル 適量
水 適量
マンサニーリャ
(なければフィノでも可) 適量
パン
(フランスパンなど) 2切くらい 適当にカット
サフラン 適量
塩・胡椒 少々
1. オリーブオイルが鍋底にまんべんなくかぶるくらいに入れる。強火にする。
2. ピーマンの角切り、イタリアンパセリの粗みじん、玉ねぎの角切り、ローリエを入れ、炒める。
3. 2 にパンを入れる。これでスープにとろみがつく。パンは古くて乾燥してしまったものでも問題ない。このパンでおつゆにとろみがつきます。
4. 3 にジャガイモとグリーンピースを入れて、良く炒める。
5. 4 に塩・胡椒少々とオレガノを適量入れる。
6. 5 にマンサニーリャをひとまわし入れ、15分程度加熱する。
7. 6 にサフランを入れる。
8. ひたひたになるまで水を入れ、ジャガイモに火が通るまで煮る。
9. 汁にとろみがつき、ジャガイモに火が通ったらサメを入れる。
10. ふたをしてさらに10分程度煮る。
スペイン料理は材料をあまり細かく切る必要がないので、気軽に作れます!
もしサメが手に入らなければ、メルルーサやタラ、シイラなどでも代用可能です。
このお料理はカディス県でよく作られるものなので、できればお料理に使うのはマンサニーリャをお使いください。もちろんお料理に使ったマンサニーリャはよく冷やしてご一緒にお召し上がりください。
なければフィノでも大丈夫です。ぜひシェリー酒と合わせてアンダルシアに来た気分を味わってください!
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