シェリー・ウィーク真っ最中です。
昨日はシェリー・ウィークの公式イベントの一つ、CUBANAMEのオーナーのエロイ・ガルシアさんが講師を務めるシェリー・カクテル教室にお邪魔してきました。
会場はヘレスで一番人気のタバンコ、タバンコ・プラテロス(Tabanco Plateros)です。
去年あたりからシェリー・カクテルがスペイン国内でも叫ばれるようになり、シェリー・ウィークでのイベント数もかなり伸びていました。
しかしながら、実はヘレスではまだカクテルを飲む文化がなく、ジントニック、ラム・コーク、モヒートを飲むくらい。東京のように星の数ほどカクテルを楽しめるという状況にはありません。
そんな中エロイさんはかなり前から、シェリー・カクテル・バーテンダーとして、サンチェス・ロマテやウィリアムス&ハンバートなどのボデガからの要請を受け、様々なイベントでその手腕をふるっていらっしゃいます。
余談ですが、サンチェス・ロマテのNPUというアモンティリャードを使ったTomokoという私をイメージしたカクテルも作ってくださっています。
この日のイベントはサンチェス・ロマテのシェリー、シェリー・ブランデー、そしてシェリー・ビネガーを使うカクテルを次々と紹介していました。
およそ20名の参加者の皆さんは熱心にメモを取ったりして、学んでいました。
ここ最近ヘレスの郊外にシェリー・カクテルを売り物にするバーができたり、セビーリャにできた同様のバーはバルセロナで4月に開催されたスペイン最大の食品見本市、アリメンタリアでシェリー・カクテル・セミナーを開いています。
やっとスペインにもカクテル文化、そしてシェリー・カクテルが盛んに作られる土壌ができてきたようです。