2023年3月16日(木)に開催された展示会『ティオ・ペペ ヘレスから世界へ アイコンの歴史 (TÍO PEPE DE JEREZ AL MUNDO Historia de un icono)』のオープニング・イベントへ行ってきました。
こちらのイベントは、ティオ・ペペのロゴマークの歴史や、どの国で展開されたかを知ることが出来ます。それぞれの時代によって微妙に変わるデザインや、歴史背景を見ながらたどるのはとても興味深いものです。
テーマごとに展示物が集められていて、とても見やすい配置になっています。下の写真は、スポーツとティオ・ぺぺ。サッカーやポロ、ゴルフなど多種多様なスポーツイベントに協賛したことがうかがえます。また、壁の上側に書かれているのはアメリカの作家、ポール・ボウルズによる1949年の作品『極地の空』の一節。
もう一方の端に落ち着くと、青年は強い英語のアクセントで『ティオ・ペペをもう一杯』と言い、バーテンダーに向かってグラスを押し出した。ポートが思い出したのはヘレスの涼しいボデガでティオ・ペペを勧められたことだった。
こちらの一節は、パートナーのホセ・ルイス・ヒメネスが集めたティオ・ペペが出てくる文学作品を集めた本『ティオ・ペペ グラスから本へ TÍO PEPE DE LA COPA AL LIBRO』に収められています。
(棚の下段の真ん中にある小さな緑色の冊子がそれです)
個人的に一番感激したのが、昔メルシャンから発売されたティオ・ペペの缶入りカクテルです。
ゴンザレス・ビアス財団の資料室に展示されているのは何度も見ているのですが、こうして多くの方の目に触れるところに日本のものがあるというのは誇らしいものです。
イベントの様子を少しだけインスタグラムのリールでご紹介しています。
この投稿をInstagramで見る
こちらの展示会は3月16日から4月16日まで開催されます。
期間中にヘレスにお越しの方はワイナリー見学の後にも見られますし、展示会だけ見たい場合はその旨をワイナリーの方か、警備員さんに伝えれば会場まで案内をしてくださいます。
開催場所ː
ボデガス・ゴンザレスビアス(通称ボデガス・ティオ・ペペ)
開催時間ː
月曜日から金曜日まで11時から14時と17時30分から20時
土曜日、日曜日ː 11時から14時まで
セマナ・サンタ(聖週間)期間中も展覧会は見られるとのこと。
※2023年のセマナ・サンタは4月2日(日)から9日(日)です。