ラ・ピサ・デ・ラ・ウバ

毎年へレスでは9月初旬から中旬にかけて収穫祭が開催されます。この期間中には普段一般の見学者を受け入れていないボデガ(ワイナリー)が見学者を受け入れてツアーをしたり、テイスティング講座を開いたり、へレスの中心部からほど近いサント・ドミンゴ教会では展示会や、テイスティングイベントが開催されます。また王立馬術学校では特別なショーが開催されるなど、ボデガとは関係のない施設も観光客向けに趣向を凝らしたイベントを多数開催するのです。

その中でも私が個人的に楽しみにしているのが、ラ・ピサ・デ・ラ・ウバです。これは収穫を感謝するセレモニーで、カテドラルの前の広場で開催されるものです。以前開催されたこちらのイベントの様子がYouTubeに多数アップされているので、その中の一つをこちらでご紹介します。

民族衣装を身にまとった乙女たちがぶどうをラガールに運び、それを昔ながらの衣装を着た男性たちが踏んでいく様子はとても美しく、これを見るために毎年このセレモニーに参列する方もたくさんいるほどです。

しかしながら、今年は様子がかなり違いました。こともあろうに、ぶどうを運ぶ乙女たちがいないのです!! これにはさすがに参列していた人々から強烈なブーイングが発せられました。おじさまが二人、ぶどうをラガールに運んでいたのですが気の毒になるくらいでした。とはいえ、2015年はシェリーの原産地呼称80周年を記念するとても大切な年。華やかなラ・ピサ・デ・ラ・ウバを期待していただけに、とても寂しいものでした。来年は例年通り、乙女たちの華やかな姿が見られることを切に願っています。

2014年のラ・ピサ・デ・ラ・ウバの様子 とても華やかなものでした。

2014年のラ・ピサ・デ・ラ・ウバの様子
とても華やかなものでした。

2015年のラ・ピサ・デ・ラ・ウバの様子。やはり乙女がいないと殺風景なものです。

2015年のラ・ピサ・デ・ラ・ウバの様子。やはり乙女がいないと殺風景なものです。

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